21歳で人生終了。江別市大学生強盗致死事件の真相と犯人の末路【少年法 川口侑斗 八木原亜麻 川村葉音 瀧澤海裕 ゆっくり解説】

江別市集団暴行死事件 大学生死亡で6人に有罪判決

北海道江別市で2024年10月に発生した大学生死亡事件は、全国に大きな衝撃を与えた。交際中の男女の話し合いが発端となり、最終的に6人による集団暴行へと発展した結果、20歳の男子大学生が命を落とした。

事件が起きたのは2024年10月25日夜。被害者の男子大学生は当時交際していた女性と、将来の進路や遠距離恋愛について話し合っていた。男性は大学卒業後に北海道外で就職する考えを伝えていたが、女性はこれを「別れ話」と受け取り、親友の川村葉月被告に相談した。

川村被告は女性の恋人だった少年Aらと共に被害者への怒りを募らせ、さらに知人の川口被告や滝沢被告、少年Bを呼び出した。そして被害者を江別市内の公園へ誘い出した。

同日午後11時頃、公園に到着した被害者は複数の加害者に囲まれた。最初は口論だったが、やがて暴行へ発展。被害者は殴る蹴るの激しい攻撃を受けたうえ、財布やキャッシュカードを奪われ、暗証番号まで聞き出された。加害者の一部は奪ったカードを利用してコンビニで買い物をしていたという。

暴行は約2時間以上にわたって続き、被害者は大量出血と重傷により意識を失った。しかし加害者らは救助を行わず、そのまま現場を離れた。翌26日早朝、通行人によって発見された被害者は病院へ搬送されたが、死亡が確認された。死因は出血性ショックだった。

事件発覚後、加害者らはSNSやLINEで口裏合わせを行い、証拠隠滅を図った。しかし関係者の出頭や捜査によって全員が逮捕された。検察は強盗致死罪などで起訴し、裁判では長時間にわたる暴行や金銭目的の行動が厳しく追及された。

2026年6月、札幌地方裁判所は川村被告に懲役30年、滝沢被告に懲役20年、少年Bに懲役9年以上13年以下の不定期刑を言い渡した。裁判では被害者遺族が「息子を返してほしい」「法律が許す最大限の処罰を望む」と涙ながらに訴えた。

この事件は、些細な人間関係のもつれが集団心理によって凄惨な犯罪へと発展した悲劇として、多くの人々に深い衝撃を与えている。