「わざとやったんだろ?」「日本を侮辱するな!」ブラジルMFパケタが日本戦後SNSに寿司の夕食写真を投稿し「差別的な挑発行為」と受け取られ大問題に…クーニャの挑発に続きまた物議醸す

サッカーのW杯北中米大会の決勝トーナメント初戦で日本はブラジルに1-2で逆転負けを喫したが、試合後にブラジルのMFルーカス・パケタ(28)が寿司の夕食写真をSNSに投稿し、差別的な挑発行為と受け取る声もあり「わざとやったんだろ?」「日本を侮辱するな」と騒動になっている。ブラジル戦前に塩貝健人(21)が発した「ブラジルは昔は強かった」などの発言が尾を引いていたのか。FWマテウス・クーニャ(27)の試合後の挑発行為も問題になっていた。

5本指を示し「小僧!敬意を示せ」と怒鳴るなどしたFWクーニャの挑発行為に続き、今度はMFのパケタが差別的な挑発とも受け取られる問題行動を起こした。

わざとやったんだろ?」「日本を侮辱するな!」ブラジルMFパケタが日本戦後SNSに寿司の夕食写真を投稿し「差別的な挑発行為」と受け取られ大 問題に…クーニャの挑発に続きまた物議醸す(RONSPO) - Yahoo!ニュース

自身のインスタグラムのストーリーズにアディショナルタイムに勝ち越し点を奪って日本に逆転勝利した冷や汗ゲームの自らのプレー写真と寿司の夕食風景を投稿したのだ。写真では赤身の魚やチーズを巻いた「カリフォルニアロール」らしき寿司と、お箸が映っていた。

海外では寿司は日本を象徴するものとして捉えられている。

3月に開催された野球のWBCでは、準々決勝で日本を破ったベネズエラ代表のロナルド・アクーニャ・ジュニアが、試合後のロッカールームで「俺たちは寿司を食った!」と騒ぎ立て、その映像が、SNSで拡散されて「差別だ」「侮辱だ」と大問題となった。

パケタの寿司投稿はさっそく問題となった。

ブラジル最大級のインターネットメディア「UOL(Universo Online)」は「日本戦勝利後、パケタが寿司の夕食写真を投稿“日本への挑発か”と話題に」との見出しを取った記事を配信。この問題を伝えた。

「ブラジルが日本を2-1で破る劇的な勝利を収めた後、MFパケタは、自身が日本料理の代表的なメニューである寿司を夕食に食べている写真を投稿した。この投稿は多くの人からアジアのライバルである日本への挑発ではないかと受け止められた」

美味しくなさそうで好き

パケタはブラジルの名門フラメンゴでプレーする攻撃的ミッドフィルダー。2026年に古巣に戻るまでACミラン、リヨン、 ウェストハムなどの欧州のトップクラブでプレーしていた。

日本戦でも先発出場したが、前半終了間際に左太もも裏を痛めて、後半からは19歳のFWエンドリッキに代わって退いた。結果的にこの交代でブラジルの攻撃パターンが変わり、同点、勝ち越し点につながった。

ブラジルメディアの「TNTスポーツ」は公式インスタグラムで「『わざとやったんだろ?!』ブラジルが日本を破って勝ち上がった後にパケタは寿司を食べている様子のストーリーズを投稿した」と報道。

これに対して「敗れた相手をからかっているように見える」「日本への侮辱だ」 「勝ったのだからそれ以上相手を刺激する必要はない」「ブラジル代表としてふさわしくない振る舞い」「スポーツマンシップに欠ける」などの批判のコメントが投稿された。

スポーツナビ

パケタの投稿には伏線がある。

塩貝がブラジル戦前に4大会連続のW杯出場を決めたスーパースターのネイマールに対して「彼はもう昔のネイマールではない。大丈夫だと思う」と発言、さらにブラジルについては「昔はすごく強かったけど、今はどうなんですかね」と語ったことが、ブラジル国内で反発を受けていた。クーニャの試合後の挑発行為も、塩貝が先に仕掛けた挑発へのアンサーだった。

前出の「UOL」は、パケタの寿司問題を取り上げた記事の中でクーニャが、試合後のミックスゾーンで語ったコメントも紹介している。

「日本がここまで素晴らしいサッカーで成長してきたことは本当に素晴らしいと思う。だけど僕が言ったのは『ブラジルについて語るなら、まず僕たちには5つの星があることを思い出して欲しい』ということだけだ。このユニフォームがどれほど偉大なものか、そしてその価値を示すために僕たちがどれだけ努力してきたかということなんだ。僕自身のためではなく、僕たちを応援し、このユニフォームを着て戦う姿を誇りに思ってくれるすべてのブラジル国民を代表してその気持ちを示したかっただけ。その後、お互いに話し合って、もうすべての問題は終わったよ」

パケタが伝えたかったこともクーニャと同じだったのかもしれないが、差別的とも受け取られた行為への問題は残る。